IBMメインフレーム接続用 統合管理型端末エミュレーター
「FALCON 3270 for .NET Ver.3」は、IBMメインフレーム(z/OS、OS/390、MVS)へオンライン端末として接続可能な統合管理型の3270系端末エミュレーターです。IBM純正品「Personal Communications(パーソナルコミュニケーションズ)」と高い互換性を持ち、基幹業務に必要な機能をWindowsパソコンで使用できます。接続形態は「TN3270(Telnet)」に対応しています。
クライアント配付や管理をサーバー側で一元的に行い、システム管理者のメンテナンスの作業を大幅に軽減します。
FALCON for .NETの“3つの強み”
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端末を統合管理
クライアント機能の配付や管理をサーバー側で一元的に行い、システム管理者のメンテナンスの作業を大幅に軽減します。
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端末の操作ログ収集
ホストへのアクセス(端末操作)ログを採取します。間違い入力の追跡、情報漏洩問題の抑止力につながります。
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1端末最大26セッション
1つの端末で最大26セッションまで接続が可能です。画面、プリンターに制限がありませんので、プリンターサーバー的な利用も可能です。
端末の統合管理でメンテナンスを大幅軽減
クライアント側に必要な端末エミュレーターの機能は、サーバーよりダウンロードして運用するため、クライアントごとにインストールする必要がありません。配付したコンポーネントはサーバー側で一元管理され、クライアント側も自動的に更新されます。メンテナンス作業の負担を大幅に軽減します。
加えて、Webブラウザーから操作可能なクライアント管理ツールの提供により、システム管理者は身近にあるパソコンから効率的にクライアント管理(管理設定および端末状況監視サービスの利用)を実現できます。
ホストデータのアクセス監視で、内部統制を強化
クライアント PC(端末エミュレーター)がホストに接続して、業務計算や情報検索などのオンライン業務を行った際の操作ログをリアルタイムに取得します。取得した操作ログは自動的に管理用のサーバーへ保存され、管理者は 「いつ」「誰が」「どの業務で」「何をしたか」 などの情報を見ることができます。
そのため、万が一ホスト上の情報が不正に流出した場合、取得しておいた操作ログから速やかにその原因を追跡することが可能な上、操作ログを取得していることを社内にアナウンスすることで犯行を未然に防ぐ抑止効果も期待できます。
冗長化構成を組まずに、可用性を向上
万が一トラブルが発生(サーバーへのアクセス不能など)した場合を想定し、クライアント端末はサーバーの認証を回避して、単独でホストへのアクセスを特定期間のみ行うことが可能です。この期間内にサーバー認証を再開すると、その時点から正常に運用(クライアント監視)を行います。