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ニュースリリース
株式会社インターコム
株式会社アイ・オー・データ機器
2012年3月7日
インターコムとアイ・オー・データ、企業内運用データの有効活用に向けて協業を開始
~「MaLion 3」で取得した操作ログデータとNASの連携でオフィス節電対策の実現へ~
株式会社インターコム(本社:東京都台東区、代表取締役社長:高橋啓介、以下「インターコム」)と株式会社アイ・オー・データ機器(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:細野昭雄、以下「アイ・オー・データ」)はこのほど、企業活動によって日々生成・蓄積されていくPC操作履歴やIT機器管理情報などの運用データを、オフィス節電対策やオフィス環境マネジメントなどへの有効活用に向けて協業を開始しました。
協業開始にあたり、インターコムの情報漏洩対策+IT資産管理ソフト「MaLion 3」とアイ・オー・データのWindows Storage Server 2008 R2搭載のネットワークハードディスク「HDL-Z4WSA/HDL-Z2WSAシリーズ」とのシステム連携を実現しました。
「MaLion 3」では、情報漏洩対策のために従業員PCを監視して操作ログを取得します。「MaLion 3」の新機能で、この膨大な操作ログデータを分割して外部ストレージへバックアップすることが可能となります。例えば、月ごとなどの単位で自動的にデータを分割して社内ネットワーク上のハードディスク(NAS)へ保存できます。分割することでデータサイズを小さくし、転送時のネットワークへの負荷を抑えることが可能です。NASは、一般的に大容量のデータ保存が可能で、セキュリティやデータ保全に優れており、操作ログデータの蓄積、保管に適しています。特に「HDL-Z4WSA/HDL-Z2WSAシリーズ」は、ActiveDirectoryのユーザー情報を利用したデータアクセスの制限やRAID 5(HDL-Z2WSAはRAID 1)によるデータ保全、電源をオンにしたままでのHDD交換など、安全性、運用性に大変優れたNASとなっており、「MaLion 3」で収集した操作ログデータの格納先としてシステム連携を実現しました。
昨今、「ビッグデータ」の活用について、その必要性や有用性が話題になっています。そのような中、企業内の様々な運用データの有効活用についても注目が高まっています。「MaLion 3」では、従業員PCの操作ログデータのほかに、ハードウェア・ソフトウェアなどの各種IT資産の管理データ、複合機・プリンターなどの各種IT機器の消費電力量データなどの運用データを取得できます。これらのデータを分析することで、従業員の生産性向上をはじめ、消費電力削減やCO2削減などの省エネルギーや環境保護、コスト削減などを実現することが可能です。
インターコムとアイ・オー・データは、「MaLion 3」とNASの連携ソリューションを発展させ、この運用データの有効活用に向けて積極的に取り組んでいきます。
システム連携の全体イメージ
情報漏洩対策+IT資産管理ツール 「MaLion 3」について
"標準機能の充実と高いコストパフォーマンス" をコンセプトに、企業の情報漏洩対策やIT資産管理を総合的に支援するソフトウェアとしてインターコムが開発し、2006年6月にVer.1をリリースしました。2010年9月にリリースした最新バージョンの「MaLion 3」では、 "オールインワンの標準機能" に加え、"使いこなせる" をキーワードにインターフェースを一新し、累計1,000万人以上に上る弊社商品ユーザーに応え続けてきた操作性の高さを、「MaLion 3」にもそのまま踏襲しました。また強度の異なる3段階のセキュリティポリシー(操作監視ルール設定)を標準でご提供。管理者の導入負担の軽減につながるだけでなく、段階的にセキュリティ強度を高めていくことで、全社的なセキュリティ意識の向上を実現できるソフトウェアとなっています。
ハイパフォーマンスNAS 4ドライブモデル「HDL-Z4WSAシリーズ」、2ドライブモデル「HDL-Z2WSAシリーズ」について
Windows Storage Server 2008 R2を搭載しCPUにIntel Atomデュアルコアプロセッサを採用した、ハイパフォーマンスなNAS製品です。iSCSIターゲット機能により、本製品上に作成した仮想ディスク(VHD)をiSCSIストレージとして提供することができます。Active Directoryとの連携が可能で、増設用の共有ファイルサーバーとして、既存のWindowsサーバー環境への追加に最適です。またハードディスク故障に備えたRAID機能を搭載し、HDL-Z4WSAではRAID 5、HDL-Z2WSAではRAID 1に設定済みのため、万が一、1台のハードディスクが故障した場合でも、ハードディスクを交換することで復旧が可能です。
株式会社インターコムについて
設立 | 1982年6月8日 |
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代表取締役社長 | 高橋啓介 |
資本金 | 8,400万円 |
本社所在地 | 〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5 反町ビル |
Webサイト | |
事業内容 | 1982年の創業以来、パソコン向け通信ソフトウェア専門の研究開発型カンパニーとして、「まいと~く」「FALCON」「Biware」など数々の商品を生み出し、今日ではパソコン業界を通して"通信のインターコム"との評価をいただくほどになりました。近年では、企業、学校、コンシューマー向けに、通信(レガシー/インターネット)、セキュリティ、ユーティリティ関連のソフトウェア・ハードウェアソリューションの研究開発・販売、ECショップ運営などを行っております。 |
株式会社アイ・オー・データ機器について
設立 | 1976年1月10日 |
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代表取締役社長 | 細野昭雄 |
資本金 | 35億8,807万円 |
本社所在地 | 〒920-8512 石川県金沢市桜田町3-10 |
Webサイト | |
事業内容 | 1976年1月に創業の精密機器メーカーで、主にコンピュータの周辺機器を製造・販売しております。30年以上に渡り培ってきた技術により、ハードディスクをはじめとして、メモリー、メモリーカード、ネットワーク製品、液晶ディスプレイ、マルチメディア機器と幅広く豊富な製品をラインアップし、あらゆるユーザーのニーズに応え、時代を見据えた製品展開をしてまいります。 (JASDAQ上場、証券コード:6916) |
お問い合わせ
「MaLion 3」およびシステム連携全般に関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 MaLion営業部 MaLion営業グループ
TEL:03-3839-6769
本ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 マーケティング部 広報宣伝グループ 澤田、山中
TEL:03-3839-6775
株式会社アイ・オー・データ機器
営業統括部 広報販推課 佐藤、渡辺
TEL:03-6859-1054