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コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム（本社：東京都台東区、代表取締役社長：高橋 啓介）はこのほど、メインフレームやオフコンの専用端末と同等の機能をiPad上で動作させるためのiPad用5250/3270ホストアクセス ソリューション（端末エミュレーター）「FALCON for iPad（英語バージョン）」を新開発し、米国の「App Store」での提供を開始しました。

「FALCON for iPad（ファルコン フォー アイパッド）」は、世界初のiPad向け日本語版ホストアクセス ソリューションとして2011年3月に発売しました。発売直後から日本国内に限らず世界中でアプリのダウンロードが行われています。過去一年間における日本の「App Store」でのダウンロード数は、海外からのダウンロード数が国内のダウンロード数の1.8倍強^※3 を占めました。その中でも、地域別のダウンロード比率が高かった米国に向けて今回新たに英語バージョンの提供を開始することとなりました。

現在「FALCON for iPad」は、IBM Power Systems（System i、iSeries、AS/400）^※4 接続用の「FALCON 5250 for iPad」とIBMメインフレーム接続用の「FALCON 3270 for iPad」の2種類をラインアップしています。今回それぞれの英語バージョンを開発し、「FALCON 5250 for iPad（英語バージョン）」については2012年4月5日（木）より、「FALCON 3270 for iPad（英語バージョン）」については本日2012年4月18日（水）よりそれぞれ販売開始しました。

「FALCON for iPad」の特長は、iPadの特性である高い操作性や携帯性を生かし、顧客先での商談シーンに利用できるなど、主にモバイル環境でのホストアクセス用途に有効なことです。
企業における主な利用シーンとして、

1. Bluetooth 対応のハンディターミナルと連携し、物流倉庫での検品作業を支援する端末としての利用
2. 訪問先で、商談時のご提案から受注後の社内処理業務までの作業を進行できる日用品雑貨の営業支援端末としての利用

などを想定しています。

なお今回の英語バージョンの発売に合わせて、日本語バージョンの法人向けライセンス販売専用商品「FALCON 3270 for iPad コーポレイトエディション」を新たにラインアップしました^※5。企業で一括導入する場合に、お取引のある販売店より直接商品ライセンスのご購入が可能となっています。

※1 5250とは、IBM Power Systems（System i、iSeries、AS/400）に接続するための専用端末のこと。
※2 3270とは、IBMメインフレームに接続するための専用端末のこと。
※3 2011年3月～2012年2月の1年間で「App Store」における「FALCON for iPad」シリーズのダウンロード状況を調べたところ、国内からのダウンロード数の1.84倍のダウンロードが米国などの海外からなされていた（当社調べ）。
※4 IBM Power Systems（System i、iSeries、AS/400）とは、IBM社のミッドレンジコンピューター（基幹システムなどに利用される中規模クラスのコンピューター）のブランド名のこと。
※5 今回、ライセンス販売専用商品の「FALCON 3270 for iPad コーポレイトエディション」を新規ラインアップとして追加した。同じくライセンス販売専用商品の「FALCON 5250 for iPad コーポレイトエディション」については、2011年10月より既に提供を開始している。