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ニュースリリース
2015年10月26日
オープンソース※1 のLinux OSやPostgreSQLデータベースに対応し、
大規模環境やIaaS※2 環境での安価なシステム構成による運用を実現。
情報漏洩対策+IT資産管理ソフト「MaLion 5」を新発売!
コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム(本社:東京都台東区、代表取締役社長:松原由高)は、企業の情報漏洩対策とIT資産管理を1パッケージで総合的に支援する、WindowsとMacに対応したクライアントPC運用管理ソフトの新バージョン「商品名: MaLion 5 (マリオン ファイブ)」を開発し、2016年3月に販売開始します。
なお、2015年10月28日より幕張メッセで開催される「第5回 情報セキュリティEXPO 秋」で「MaLion 5」の強化ポイントについて紹介いたします(インターコムブース小間番号: 10-1 ※5ホール入口右側)。
「MaLion」は、 (1)Windows / Macの両PCの一元管理に対応している点、(2)各種PC操作監視機能をすべて標準で搭載している点 などのアドバンテージを武器に、2006年の初代バージョンの発売から絶えずバージョンアップやリビジョンアップによる改良を重ねてきました。現在では、お客様の利用ニーズに合わせてお選びいただけるよう、オンプレミス型(パッケージ商品)の「MaLion 4」とSaaS※3 型の「MaLion Cloud」をラインアップしています。
「MaLion 4」の営業案件については、他社製品を利用していた大企業ユーザーの乗り換え案件など、数千台から1万台クラスの大規模な営業案件の割合が近年増加しています。また、IaaS型の各社クラウドサービスが充実したことで、業務パッケージなどの運用を社内の個別のハードウェアではなく、まとめてIaaS環境を基盤に行う企業が増えています。様々なパッケージベンダーによるIaaS環境への対応が進む中、情報漏洩対策ソフトやIT資産管理ソフトについても例外なくその対応が求められています。
今回の新バージョンでは、そのような “大規模クライアントやIaaS環境下における適応性の向上” をメインテーマに開発を進めてきました。新バージョン「MaLion 5」の主な強化ポイントは以下の通りです。
- 大規模なシステム構築で採用されているLinux OS (CentOS)やPostgreSQLデータベースに対応し、大規模クライアントやIaaS環境下での高品質で安価な「MaLionシステム」の構築が可能となる点。
- データベースの一部を物理メモリ上に保持したまま処理を行ったり、データベースへのアクセスをすべて「MaLion 中継サーバー」を経由する形に改善したりすることで、データベース処理の性能低下を防止できる点。
- Webアクセス監視機能に新技術(特許出願中)を採用することで、SSLで暗号化されたWebアクセスの監視について、どのWebブラウザーでも同じように高度な監視・制御が可能となる点。
※1 ソースコードをインターネット上に無償で公開し、誰でも改良や再配布が行えるようにしたソフトウェアのこと。オープンソースのコミュニティなどによってソフトウェアの改善が絶えず行われ、実際に様々なシステム構築の分野で活用されている。
※2 仮想マシンやネットワークなど、情報システムの稼動に必要なインフラ一式をインターネット上のサービスとして提供し、利用者自身がOSやハードウェアなどを所有することなく、必要な時に必要な要素だけを選択してクラウドサーバーを構成できるようにした利用形態のこと。Infrastructure as a Serviceの略。
※3 ソフトウェアをインターネット上のサービスとして提供し、利用者が必要な時に必要な機能を呼び出して使えるようにした利用形態のこと。Software as a Serviceの略。
「MaLion 5」主な強化ポイントの詳細
【ポイント1】CentOS (Linux)やPostgreSQLに新対応。大規模環境やIaaS環境下での高品質で安価な「MaLionシステム」の構築を実現。
「MaLion」のデータベースサーバーにおけるOSとデータベースの組み合わせについては、これまで同様に “Windows + SQL Server” というMicrosoft社の両ソフトウェアで構成したり、あるいは “CentOS + PostgreSQL” というオープンソース ソフトウェアで構成したりとユーザーの利用ニーズに合わせて様々な選択が可能となります。例えばIaaS環境下で、「MaLionシステム」をとにかく最安値のメニューで構築したいといったニーズには、“CentOS + PostgreSQL” の構成をご契約いただくことで実現できます。ちなみに「MaLion 5」で対応するIaaS環境は、Amazon Web ServicesとMicrosoft Azureになります。
【ポイント2】データベースのメモリキャッシュ化やデータベースアクセスの構造を改善することにより、データベース処理の性能低下を防止。
また前バージョンまでは、データベースへのアクセスを「MaLion」のサーバー機やクライアントPCから各々アクセスする形を採用していました。新バージョンではこれらの構造を見直し、すべてのデータベースアクセスを「MaLion 中継サーバー」を経由して実行する形に改善しました。データベースへのアクセス元を中継サーバーに一本化し、排他制御による処理の一時停止を回避することで処理性能の低下を防ぎます。
【ポイント3】新しいWebアクセス監視技術の採用により、SSLで暗号化されたWebアクセスを始め、Webブラウザーに限定されない高度な監視・制御を実現。
その他、機能面の主な強化ポイント
- 管理コンソール画面のサマリー表示: 社内PCの稼働状態や違反件数などを集計して、管理コンソールのメイン画面上に円グラフなどで表示します。一旦表示した内容は中継サーバーにキャッシュされ、次回管理コンソール起動時には、キャッシュされた情報を基にすばやい画面表示を行います。
- インターネット経由でのリモートコントロール機能: OpenVPNの仕組みを活用し、本社ネットワークの外に存在するクライアントPCについてもインターネットを通じた安全なリモートコントロールが可能となります。
「MaLion 5」の概要
システム構成イメージ
本商品は、管理コンソール / セキュリティBIレポート / 端末エージェント / 中継サーバー / データベース の各プログラムで構成されています。操作ログやIT資産情報、セキュリティポリシーの設定値などすべての管理情報はデータベースに集約されます。
対応OS(※対応エディションなど、詳細はお問い合わせください。)
端末エージェント |
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管理コンソール/ セキュリティBIレポート |
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中継サーバー/ データベース |
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商品概要 / 販売スケジュール
商品名 | MaLion 5(マリオン ファイブ) |
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販売開始予定 | 2016年3月 ※保守サポートサービスにご加入いただいている旧バージョンのユーザー様は、無償で「MaLion 5」にバージョンアップいただけます。 |
商品情報ホームページ |
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画像データ |
お問い合わせ
本商品に関する問い合わせ先
株式会社インターコム 営業本部 クライアント管理グループ
TEL:03-3839-6769
本ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社インターコム 営業本部 営業推進部 広報宣伝グループ 山中 弘重、澤田 季治
TEL:03-3839-6775