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ニュースリリース
2020年10月13日
勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」と
情報漏洩対策システム「MaLionCloud」が連携
~労働時間の正確な把握を支援、テレワークの一括監視にも有効~
コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム(本社:東京都台東区、代表取締役社長:須藤 美奈子、以下:インターコム)は、情報漏洩対策+IT資産管理クラウドサービス「MaLionCloud」(読み:マリオンクラウド)を、株式会社Donuts様のクラウド型勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」(読み:ジョブカンキンタイカンリ)と新たに連携させました。本連携機能は、現在提供中の「MaLionCloud」最新版(Ver.6.1)より対応します。
今回の連携により、両システムを活用するユーザー企業は、打刻データを基にした勤怠管理、在宅勤務者を含む従業者の労働状況・残業状況の可視化、該当従業者への残業警告・PC強制終了など、36協定および働き方改革関連法を遵守した労務管理体制の実現に生かすことができます。
働き方改革関連法の成立/施行をはじめ、近年、働き方改革の実現に向けた取り組みが国を挙げて行われています。そのような中、弊社では「MaLionCloud」と各社勤怠管理システムとの連携を積極的に進めてきました。今回の「ジョブカン勤怠管理」が7社目※1の連携となります。
「MaLionCloud」と「ジョブカン勤怠管理」の連携によるユーザーの最大の便益は、“労働時間の正確な把握の実現”にあります。例えば、慣習的にサービス残業が行われている職場の場合、その実態が記録上に表れにくいため労働時間を正確に把握することは困難です。今回の連携により実現する労務管理支援機能では、打刻データに基づく労働時間とPC稼働データに基づく労働時間を集約し、両者の労働時間の乖離をレポートとして可視化します。打刻データによる記録だけでは把握が難しかったサービス残業について、実際にPCが稼働したデータを組み合わせることで労働時間として正確に把握できます。
ますます拡大する新型コロナウイルスの流行を踏まえ、現在産業界全体としてテレワークを推奨する動きが広がっています。テレワークの導入にあたり、健康確保などの観点から在宅勤務者の労働時間を適正に管理するための仕組みづくりが求められます。在宅勤務者に対し、「事業場外労働によるみなし労働時間制」を適用している場合であっても、例えば休日や深夜の労働に対し割増賃金の支給が求められるため、労働時間の正確な把握が欠かせません。このように在宅勤務者の労働時間や勤務状況を管理する上で、本連携機能を有効活用いただけます。
今回の連携を含め、「MaLionCloud」が提供する労務管理支援機能の主な特長は次の3点です。
- 収集ログを基に従業者の労働状況をレポート出力することで、サービス残業などの実態を一目で把握できる点。
- 36協定上の時間外労働時間数を踏まえた警告表示やPC強制終了により、残業管理を徹底できる点。
- AIを活用した高度なレポート出力により、勤務時間の異常な従業者の傾向などを網羅的に発見できる点。
弊社では、今後も働き方改革への取り組みを支援する「MaLionCloud」の機能強化を積極的に行うことで、働き方改革を志向する企業に対し、高い利便性を提供し続けて参ります。
※1「ジョブカン勤怠管理」のほかに、「クロノスPerformance」「PCA就業管理X」「SMILE V 人事給与 勤怠管理テンプレート」「AKASHI」「KING OF TIME」「ManageOZO3 勤怠」との連携を実現している。「MaLionCloud」労務管理支援機能の主な特長
特長1:サービス残業をはじめ、従業者の労働状況を可視化する端末稼働状況レポート
「ジョブカン勤怠管理」が管理する打刻データを「MaLionCloud」に集約し、「MaLionCloud」が管理するPC稼動データと合わせて従業者PC別に稼働状況をグラフレポートとして出力します。これにより、退勤処理後にサービス残業を行っている従業者がいないか、あるいは休憩時間帯に働いている従業者や就業時間内であるにも関わらず長時間にわたり働いていない従業者がいないかなどを確認できます。
特長2:36協定上の時間外労働時間数を踏まえた警告表示とPC強制終了
従業者PCに対して、残業警告の表示や強制終了により残業を制御できます。まず、36協定および働き方改革関連法に対応した内容を「ジョブカン勤怠管理」上に設定することで、設定に応じたアラートが適宜通知され、管理者が長時間労働者の存在を把握します。次に「MaLionCloud」上で該当の従業者PCに対する警告表示の設定を行います。例えば業務終了時刻が迫ったタイミングで従業者PCに警告を表示して残業を抑制することができます。さらに終業時刻を経過してもなお稼動している従業者PCに対し、強制終了を実行できます。残業管理体制のシステム化により、長時間労働の是正を徹底できます。
残業警告表示
特長3:AIで高度なログ分析を行い、従業者の勤務時間の異常をレポート出力
「MaLionCloud」が従業者PCから収集した“OSログオン監視ログ”を基に、AIによるログの多次元分析を行い、積み上げグラフなどの統計図表としてレポート出力します。AIレポート上では、異常の度合いが高い順に従業者PCのログがリスト抽出され、統計グラフと“100”を最良とする総合スコアで分析結果が表示されます。各従業者PCのログオン/ログオフ状況をAIで分析することにより、従来のレポート機能と異なり、管理者があらかじめ想定していなかった収集ログの傾向を含め、過度な時間外労働の傾向などを網羅的に把握できます。なお、管理者は出力されたレポートから異常の傾向を把握し、その根拠となったログを確認した後、該当の従業者に対して注意を促すなどの対策を講じることが可能です。
商品・サービス概要
「MaLionシリーズ」について
組織の情報漏洩対策やIT資産管理を総合的に支援するソフトウェアとしてインターコムが2006年に提供を開始しました。WindowsとMacの両端末の一元管理に対応し、外部デバイス(USBメモリ、スマホなど)接続監視、送受信メール監視、Webアクセス監視、印刷監視、アプリケーション起動監視、ファイルアクセス監視など、様々なPC操作監視機能を標準搭載しています。ユーザー企業の従業者数や組織体制、各種リソースなどを考慮した上でお選びいただけるよう、オンプレミス型の「MaLion」とクラウド型の「MaLionCloud」をラインアップしています。
最新版(Ver.6)の特長は、従業者PCから収集した各種ログを基に、AIによるログの多次元分析を行い、積み上げグラフなどの統計図表としてレポート出力する機能を搭載したことです。例えば、従業者PCのログオン/ログオフ時間の異常をAIが分析し、過度な時間外労働の是正に生かすことができます。また勤怠管理システムと連携し、従業者の労働状況や残業状況を可視化したり、残業警告および残業未承認の従業者に対するPC強制終了を実行したりできます。このように従来の情報漏洩対策機能やIT資産管理機能に加え、働き方改革を支援する機能の実装にも力を入れています。
「ジョブカン勤怠管理」について
ジョブカン勤怠管理は、勤怠管理とシフト作成、工数管理が同時に行えるクラウド型の業務支援システムです。複数拠点の勤怠データをリアルタイムに確認・集計・抽出ができ、給与計算までの業務を簡素化、迅速化します。また、200以上のオプションを搭載し、規模や業態を問わず、様々な勤怠管理に対応しております。
関連URL
商品Webサイト | https://www.intercom.co.jp/malion/cloud/ |
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画像データ | ダウンロード(zip形式) |
「ジョブカン勤怠管理」との連携に対応した最新版「MaLionCloud」について
対応バージョン
- MaLionCloud Ver.6.1以降
参考価格(従業者PC20台の場合)
- 月額20,000円(税抜)~
お問い合わせ
商品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 東日本営業部 第二営業部
TEL:03-3839-6769
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ニュースリリースに関するお問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 営業推進部 広報宣伝グループ 澤田(さわだ)/ 塩原(しおはら)
TEL:03-3839-6775
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