「Web給金帳 V3 for 配信サーバーオプション」における TLS1.0 / TLS1.1 の無効化について

「Web給金帳 V3 for 配信サーバーオプション」では、明細書を安全に閲覧できるよう通信の暗号化を行っております。
この度、セキュリティ強化に伴い、TLS1.0/TLS1.1を無効化いたします。

背景

Web で明細閲覧時にご利用されている Web ブラウザーの各主要メーカー(Apple社、Microsoft社、Google社など)より、
脆弱性が指摘されている TLS1.0/TLS1.1 を、2020 年の上半期中に無効化する計画が発表されています。

これらの状況から、Web給金帳 V3 for 配信サーバーオプションでも Web ブラウザーからのアクセスに対し
TLS1.0 / TLS1.1 を無効化いたします。

無効化する日時

2020 年 6 月 4 日 ( 木 )

影響

TLS1.0/TLS1.1 のみの対応となるパソコン、スマートフォン、タブレット、携帯電話から
明細閲覧ページにアクセスした場合、明細書を閲覧することができなくなります。

つきましては、各従業員様のご利用環境を確認いただき、該当する従業員様の、ご利用端末や閲覧環境の変更をご検討ください。
特に携帯電話( ガラケー )は大多数の機種が該当いたします。

あらかじめ、ご了承ください。

影響を受ける端末

FAQ

Q1. TLS とは何ですか?
A1. インターネットを安全に利用いただくための、セキュリティ通信を行う手順のことです。
  TLS に続く数字が大きくなるほど、セキュリティも高くなります。

Q2. なぜ、TLS1.0 / TLS1.1 を無効化する必要があるのですか?
A2. TLS1.0 / TLS1.1 には、脆弱性があることが報告されており、Web ブラウザーの各主要メーカー
  (Apple社、Microsoft社、Google社など)が2020 年上期中に無効化することを表明しております。
  それに伴い弊社でも各従業員様の明細書を安心して閲覧していただくために無効化する必要があります。

  対象範囲は弊社配信サーバーオプションだけでなく、業界全体となります。

Q3. TLS1.0 / TLS1.1 の無効化後は、どうなるのですか?
A3. TLS1.0 / TLS1.1 しか対応していないパソコン、スマートフォン、タブレット、携帯電話等では、
  明細が閲覧できなくなります。閲覧するためには、TLS1.2 に対応している端末が必要です。
  保有されている端末が TLS1.2 に対応しているかどうかは、各メーカーのサポートおよびご購入先
  にお問い合わせください。

Q4. 対応していない端末を保有している従業員は、どうすればよいですか?
A4. 対応端末や対応 OS への切り替えをご検討ください。

TLS1.0/TLS1.1無効化スケジュール

TLS1.0.png