情報漏洩対策+IT資産管理ソフト MaLion 3(マリオン 3)

導入実績

セメダイン株式会社 様

接着剤メーカーとして日本で最も古い歴史を誇り、名実ともに業界を代表する地位を築かれているセメダイン株式会社様。建築用、工業用、家庭用と各種接着剤用途が多岐にわたる中、幅広いニーズに対応するべく日々研究開発に邁進されています。「MaLion」をご導入いただいて3年以上が経過しましたが、当時ご導入いただいた際の経緯や現在どのようにご活用いただいているのかなどを、情報統括室の金子様に伺いました (2010年12月取材)。

経営層からの要請で、従業員のPC操作を漏れなく監視できるしくみが必要だった

まずは情報漏洩対策ツールの導入をご検討されたきっかけについて教えてください。


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「MaLion」導入前、当社内で些細なこととはいえ内部統制上、見過ごすことのできない事案がありました。その事案がきっかけとなり "情報セキュリティ" に対する社内の危機意識が高まりました。ファイルサーバーへのアクセス監視を含め、各種PC操作を漏れなく監視できるよう経営層からシステム整備の要請が入りました。そこで全社的な導入を視野に入れて情報漏洩対策ツールを探すことにしたのです。


情報漏洩対策ツールのご評価/ご検討についてはどのように進められたのでしょうか。

当時は今と違って人数がいたこともあり、担当者1名につき1つのツールを選定して徹底したツール評価を行いました。次に各担当者の評価結果をもとに、最終的に導入するツールを選んでいきました。

ツールの選定に際して、経営層や情報統括室の要望を踏まえ "ネットワーク監視機能" "インベントリ収集機能" "リモートコントロール機能" など、当社にとって必要性の高い機能をリストアップした一覧表を用意しました。まずはカタログやWebサイトに掲載された各ツールの情報から、搭載機能の有無について一覧表と照らし合わせながら確認を行いました。次に選定した1つのツールに対して、搭載機能がどの程度実用的なものであるのかを実際に試用して評価しました。

実は「MaLion」を評価/選定したのは私自身でしたが、「MaLion」以外にも他の担当者によって合計3つのツールが導入候補として選定されました。その中で、「MaLion」が価格、機能などで最も当社のニーズを満たしていましたので正式に導入することにしたのです。


4つの導入候補の中から「MaLion」をご選定いただいた "決め手" は何だったでしょうか。

先ほど挙げました "一覧表のリストアップ機能" について、実用性も含めて最もカバーしていたツールが「MaLion」でした。特に次の3点に関してカバーしていた点が導入の決め手となりました。

「MaLion」導入の決め手
  • 基幹業務データのCSV出力に対するログ収集に対応していた点
    当社で利用しているWebベースの基幹業務アプリケーションについて、CSVファイルでエクスポートした際のログ収集に対応していたのが4つのツールの中で唯一「MaLion」だけだった。対象が基幹データのため、このログ収集については絶対に外せない機能だった。
  • 社内グループウェアのWebメール監視に対応していた点
    従業員によるメール送受信は、当社で運用しているグループウェアのWebメール機能を利用して行っている。こちらのWebメールのログ収集についても、唯一「MaLion」だけが対応していた。
  • 標準機能が豊富である上にコストメリットが高い点
    充実した標準機能群を考慮すると、「MaLion」の導入コストは他の3ツールと比べて非常に優れていた。その意味でトータルコストパフォーマンスが極めて高いと感じた。

社内の全従業員端末に導入。管理者1名体制で運用

「MaLion」 の導入状況について教えてください。

当社のネットワークは、本社および全国の営業所(計9拠点)をすべてVPNで接続し、合計420台のWindows端末が稼動しています。現在では、社内のすべてのPC端末に「MaLion」を導入して全社的な運用を行っています。

セメダイン株式会社様 - 「MaLion」システム概要図

「中継サーバー」は本社に1台のみ設置し、社内端末(計420台)のPC操作情報やIT資産情報がすべて集約されている。「管理コンソール」や「レポート機能」も本社のみ導入し、管理者1名体制による運用を継続。2007年に「MaLion」のVer.1.2を新規導入。その後アップデートして現在に至る。

ログ収集の社内開示により不正行為を抑制。さらには適正操作に対する意識も向上

現在「MaLion」を利用して、どのような情報漏洩対策を行っておりますでしょうか。また導入効果についてはいかがでしょうか。

導入時から現在に至るまで、主に各種操作ログの収集のみで「MaLion」の運用を行っています。セキュリティポリシーの設定による各種操作の抑止制限は原則行っていません。操作ログを収集していることを全社的に開示することで不正行為の抑制を図っています。

不正と思われる操作に対しては、従業員のデスクトップ上に警告メッセージを表示するようにしています。これが効果を発揮しているのか、最近ではある特定の操作に対して、問題がないかどうかを従業員の方から情報統括室に問い合わせてくるケースが見られるようになりました。これは適正なPC操作に対する従業員の意識が高まっていることの表れであり、一定以上の抑止効果につながっているという手応えがあります。「MaLion」を導入して3年以上が経過しましたが、セキュリティ上の問題は発生しておりません。


「MaLion」にはIT資産管理機能もありますが、こちらについてのご利用状況はいかがでしょうか。

はい、資産管理の面でも「MaLion」を有効活用しています。ハードウェアやソフトウェアのインベントリを自動で収集できる上に、導入しているソフトウェアごとに保有ライセンス数が表示されるため、ライセンス管理の面でも迅速に対応することができます。Excelファイル上でソフトウェア ライセンスを手動で管理していた従来と比べれば、適正かつ効率的なライセンス管理が実現できていると思います。

なお資産管理機能については、主に半期に一度行うIT資産の棚卸のタイミングで活用しています。内部監査の項目の一つに導入ソフトウェアの確認があります。「MaLion」を利用した棚卸の結果をそのまま監査室へ提出できるためたいへん重宝しています。

その他、「MaLion」のリモートコントロール機能も有効に活用しています。本社以外の各拠点で何らかのPCトラブルが生じた場合、その大半はリモートコントロールにより自席から解決を図っています。システム管理者が私1名しかおりませんので、従業員のPCトラブルに対する対応業務の効率化という点で、もはや欠かせない機能となっています。


その他、「MaLion」に関する今後の活用方針についてお聞かせください。

現在Ver.2.2の「MaLion」で運用していますが、早々に最新版のVer.3にアップデートしたいと考えています。Ver.3では、セキュリティポリシーの標準設定値を利用して簡単に運用ルールを設定できたり、毎日5分程度の短いチェックで社内PCを管理できる日報機能を搭載していたりと管理者の負担を軽減する機能が搭載されています。Ver.3に切り替えることでこれまで以上に管理者の負担が少なく、かつ精度の高いPC管理・運用ができればと考えています。

会社情報

会社名 セメダイン株式会社 (CEMEDINE CO., LTD.)
所在地 〒141-8620 東京都品川区東五反田4-5-9
設立 昭和23年4月22日(創業 大正12年11月)
資本金 30億5,037万5千円
代表者 代表取締役社長 荒井 進
従業員数 263名
主な事業内容 接着剤・シーリング剤・粘着剤・特殊塗料・コーティング剤およびその加工品の製造販売ほか
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