導入事例

《株式会社松村組様》
全国597台のPCを本社7名の情シスで管理
MaLionで実現した運用負荷の軽減と迅速な対応

建設業
資産管理, 情報漏洩対策
597台(Win)

株式会社松村組様は、1894 年の創業以来、130 年以上にわたり日本の「街づくり」を支え続けてきた総合建設会社(ゼネコン)です。建築・土木の両分野における豊かな経験と確かな技術力を強みに、歴史的建造物の保存から、最新の免震技術を駆使したマンション、公共施設、インフラ整備まで幅広く手掛けられています。
IT資産管理とセキュリティ強化のために導入いただいた「MaLion」について、管理本部 人事総務部 情報システム課の大島様、浅野様にお話を伺いました。

導入の経緯

IT資産管理ツールの見直しとセキュリティ要件への対応

「MaLion」の導入をご検討されたきっかけについて教えてください。

管理本部 人事総務部 情報システム課 課長 大島様(右)、浅野様(左)

当社は以前、親会社グループで指定されていたIT資産管理ツールを利用していました。しかし、グループ再編に伴い、自社でIT資産管理環境を整備する必要が生じました。移行までの猶予期間を活用し、複数のIT資産管理ツールを比較・検討した結果、機能面や運用面を総合的に評価して、「MaLion」が最も自社に適した製品であると判断し、導入を決定しました。また、検討を進める中で、サプライチェーン全体のセキュリティ強化や企業のセキュリティ対策状況の可視化など、情報セキュリティに関する制度やガイドラインの整備が進んでいました。当社としても、IT資産の適切な管理とセキュリティ対策の強化が重要な課題となっており、パソコンやソフトウェアの利用状況を把握できる「MaLion」であれば、今後求められるセキュリティ要件にも対応できると考えたことが、導入の決め手の一つとなりました。

「MaLion」を選定したポイントについて教えてください。

複数のIT資産管理ツールを比較・検討する中で、最も重視したのは費用対効果でした。当社は管理対象となる端末数がそれほど多くないため、製品によってはコストが大きな負担となります。比較した他社製品の中には、当社にとって不要な機能が多く、その分コストが高額になるものもありました。一方、「MaLion」は必要な機能を十分に備えながら、導入・運用コストとのバランスに優れていました。機能面についても比較した結果、当社が求めるIT資産管理やセキュリティ対策に必要な機能は十分に網羅されており、過剰な機能を抱えることなく運用できる点を評価しました。必要な機能を適切なコストで利用できることに加え、今後のセキュリティ要件への対応も見据えられることから、「MaLion」の導入を決定しました。

導入の状況

本社・支店・工事事務所のIT資産を一元管理

「MaLion」の導入状況について教えてください。

情報システム課では、7名体制で基幹システムの運用・開発をはじめ、パソコンやモバイル端末の調達・キッティング、ヘルプデスク対応まで、社内のIT業務全般を担当しています。本社および全国各地の支店・営業所・工事事務所で利用する597台のWindows PCを「MaLion」で一元管理しています。また、iPhone・iPadについてもMDMオプションへの移行を進めており、PCとモバイル端末の統合管理を推進しています。

株式会社松村組様 システム概要図
運用と効果

情報システム課の負担軽減と業務効率化を実現

「MaLion」の活用や導入の効果について教えてください。

IT資産管理の運用を効率化

以前はグループ共通の資産管理環境を利用していたため、端末に関する対応が必要な場合は外部からの指示を受けながら作業を進めていました。「MaLion」導入後は、情報システム課が必要な情報を自ら確認し、迅速に対応できるようになりました。運用の自由度が高まり、管理業務の効率化につながっています。

USB利用申請とデバイス制御を効率化

以前USBデバイスの制御には、Active Directoryのグループポリシーを利用していました。しかし、利用が制限された際に表示されるメッセージがわかりづらく、利用者からの問い合わせが発生することもありました。「MaLion」導入後は、USB接続時に申請方法などを記載した独自メッセージを表示できるようになり、利用者への案内がスムーズになりました。また、業務上必要な場合に限り、期間を指定して一時的に利用を許可するなど柔軟な運用も可能となり、運用工数の削減とセキュリティ強化の両立を実現しています。

リモートサポートの効率が向上

リモートコントロール機能も活用しています。以前は遠方の工事事務所のパソコンをサポートする際に別製品を利用していましたが、「MaLion」導入後は管理コンソールから直接リモートコントロールできるようになりました。接続までの手順が簡素化され、利用者とのやり取りも減ったことで、サポート業務の効率が向上しています。

BitLocker回復キー管理の負担を軽減

BitLockerの回復キーは従来Excelで管理していましたが、「MaLion」で一元管理できるようになりました。ユーザーが回復キーを紛失した場合でも、システム上から最新の回復キーをすぐに検索できるため、問い合わせ対応の迅速化と管理負担の軽減につながっています。

操作ログを社内調査に活用

操作ログは常時監視ではなく、トラブル発生時や社内からの調査依頼があった際に活用しています。工事事務所で問題が発生した場合などに対象ユーザーの操作履歴を確認し、状況把握や原因調査に役立てています。

ファイル配布機能で緊急対応を迅速化

ファイル配布機能も活用しています。セキュリティ対策の一環としてEDRの導入が必要になった際には、「MaLion」のファイル配布機能を利用して約550台の端末へ一斉展開を実施しました。多数の端末へ短期間でソフトウェアを配布できるため、緊急時の対応にも役立っています。

MDMの運用を効率化

以前利用していたMDMでは、アプリを配布する際に端末ごとにライセンスを付与し、個別にインストール指示を行う必要があり、多くの手間がかかっていました。「MaLion」のMDMではテンプレート機能を活用することで、複数端末へアプリ配布や設定を一括で実施できるようになり、モバイル端末の管理業務を大幅に効率化できています。

今後の「MaLion」の活用予定についてお聞かせください。

今後は、ソフトウェア管理機能を活用し、有料・無料を含めたソフトウェアの利用実態を把握していく予定です。調査の過程では、電子帳簿保存法への対応に影響する可能性のあるPDF 編集ソフトも確認されており、利用ソフトウェアの見直しを進めています。また、使用禁止ソフトの洗い出しや利用者への警告を通じて、適切なソフトウェア管理を推進していきます。

掲載している情報は、取材日時点のものになります。
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