動作環境 (Windows 11での制限事項)

Windows 11で「まいと~く FAX 9 Pro」を使用する場合、以下の制限事項があります。
Windows 11対応は、Ver.9.41以上となります。

ご利用可能なエディション

次のエディションで動作確認済みです。

  • Windows 11 Home、Pro、Enterprise

Windows on Windows 64(WOW64)にて動作します。
OCXライセンスは、Windows on Windows 64(WOW64)にて動作します。Visual Studioで実行モジュールを作成する際、プラットフォーム環境は「AnyCPU」ではなく「x86」をご利用ください。
デスクトップアプリとして動作します。また、Windowsストアアプリからは使用できません。

Windows 11対応は、Ver.9.41以上となります。最新プログラムは下記からダウンロードできます。

まいと~く FAX 9 Pro サポート

FAXモデムについて

次のFAXモデムで動作確認済みです。

  • 外付けFAXモデム 「MD50M for まいと~く」「MD50M for まいと~くⅡ」「MD30U」

制限事項

「まいと~く FAX 9 Pro」の操作に関して、OSの仕様により以下の制限があります。

操作項目 制限事項
パソコンの起動 外付けモデムを使用する場合は、先にモデムの電源を入れてからパソコンを起動します。
インストール プリンタドライバーを登録するため、管理者アカウントでログオンして、インストールしてください。
[プログラム互換性アシスタント]ダイアログが表示される場合があります。
[このプログラムは正しくインストールされました]または[キャンセル]をクリックしダイアログを閉じてご利用ください。
アンインストール データのバックアップは一度行えば、それぞれのユーザーがバックアップをとる必要はありません。
管理者アカウント以外ではアンインストールできません。管理者アカウントに変更して行ってください。
インストールしたアカウントと別のアカウントでアンインストールを行った場合、インストール情報をすべて削除できません。インストールしたアカウントと同じアカウントでアンインストールしてください。
印刷時に自動起動する「まいと~く FAX」のモード選択 管理者アカウントにより[印刷時に起動するプログラム]コマンドで最後に選択したモードが有効となります。変更する場合は、一時的に[管理者として実行]から起動し、変更してください。
プリンター名を[Mytalk FAX]または[Mytalk FAX(COLOR)]として、他のアプリケーション文書を印刷 管理者アカウント以外では、ログおよびFAXイメージの印刷時にMytalk FAXドライバーを指定することはできません。
受信FAXブラウザビュー

Internet Information Services(IIS) 10.0上でご利用いただく場合、次の設定が必要です。

  1. 追加コンポーネントをインストールします。
    [コントロールパネル]-[プログラム]-[プログラムと機能]-[Windowsの機能の有効化または無効化]を開きます。[Windowsの機能]ダイアログが表示されますので、[インターネット インフォメーション サービス]にある次の機能をチェックして有効にします。

    ■[Word Wide Webサービス]-[アプリケーション開発機能]にある[ASP][CGI]および[ISAPI拡張]

    さらに、次の機能がチェックまたは塗りつぶされていることを確認してください。

    ■[Web管理ツール]にある[IIS管理コンソール]
    ■[World Wide Webサービス]-[HTTP共通機能]にある[HTTPエラー][ディレクトリの参照][既定のドキュメント]および[静的なコンテンツ]
    ■[World Wide Webサービス]-[セキュリティ]にある[IPセキュリティ]
    ■[状態と診断]-[HTTPログ]および[要求監視]
    ■[パフォーマンス機能]-[静的なコンテンツの圧縮]

  2. 受信FAXブラウザビューをインストールしたフォルダーのアクセス権を変更します。
    フルコントロールのアクセス許可を設定します(利用するためには読取/書込可能にする必要があります)。
  3. 他のコンピューターからアクセスできるようにするため、Webサーバー(HTTP)ポートを開けます。
  4. 受信FAXイメージの参照について
    Webブラウザーを起動し、受信FAXブラウザビューをインストールしたフォルダー名のURLを指定します。ファイル名は「default.htm」です。URLは以下の通りです。

    http://Webサーバーのコンピューター名/フォルダー名/default.htm

初期設定ウィザード

FAXサービスの停止は動作しません。[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]より手動で停止してください。また、停止後もコンピューターを再起動するまでは、停止に失敗したというメッセージが表示されます。

「電話回線の選択のトーン / パルスの選択」と「0発信(外線発信番号)の設定」は、管理者アカウント以外では設定できません。「まいと~く FAX」を起動後、[FAXのプロパティ]-[ダイヤルのプロパティ]-[編集]から設定を行ってください。
または、一時的に[管理者として実行]から起動し、設定を行ってください。

各種データの保存先
(データフォルダ移動ウィザードなど)
OSの仕様により、“Program Files”フォルダー下および“Windows”フォルダー下へのユーザーデータの書き込みが制限されています。
そのため、お客様がデータの保存先を“Program Files”フォルダー下または”Windows”フォルダー下に指定した場合、OSが強制的に別の場所に保存してしまい、「まいと~く FAX」が正常に動作しない場合がございます。
ユーザーデータの保存先は、“Program Files”フォルダー下および“Windows”フォルダー下を避けて指定してください。
SOHO(モデム共有)機能 SOHOサーバーにした場合、“Client”フォルダーの共有設定が必要となります。共有設定はSOHOサーバーの「まいと~く FAX」を、一時的に[管理者として実行]から起動することで共有設定されます。以降は、通常の起動方法で「まいと~く FAX」をご利用ください。
その他
  • 印刷用のプリンターやスキャナーなどを使用される場合は、Windows 11対応のドライバーを使用してください。詳しくは、各ハードウェアメーカーにお問い合わせください。
  • FAX送信中にパソコンの再起動またはシャットダウンを行わないでください。
    登録しているFAXモデム名が突然消えてしまうことがあります。その場合は、再度モデムの登録を行ってください。登録方法に付きましては、モデムメーカーにお問い合わせください。
  • 一発送信ボタン(Word)登録後にWordを終了させると、保存確認ダイアログが表示されます。保存せずに終了してください。
  • 「ViaVoice」については、「ViaVoice」本体がWindows 11に対応していないため、サポート対象外となります。
  • 「ワールドワイド言語サポートでUnicode UTF-8を使用」を設定した環境では、文字化けなどが発生するためご利用できません。
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