冗長化オプション 制限事項
制限事項
冗長化オプションを使用する際の制限事項
- 冗長化オプションのライセンスは、管理サーバーとスタンバイ管理サーバーに同じシリアル番号を登録してください。
- コンピューターを再起動するときは、管理サーバーとFAXサーバーのサービスを停止してから再起動してください。サービスを停止しないで再起動を行うと、自動昇格したり、データベースの状態が不安定になったりすることがあります。
- 管理サーバーとスタンバイ管理サーバーは、OS、メモリ容量、CPUのコア数を合わせる必要があります。
- FAXサーバーとスタンバイFAXサーバーは、回線数、回線種別を合わせる必要があります。
- 管理サーバーは、各種ノードに対して名前解決できる必要があります(第3者サーバーのみ、IPアドレスでの指定が可能です)。
- 第3者サーバーは、スタンバイ管理サーバーと同一のセグメント上に設置する必要があります。
- 第3者サーバーの疎通方法でNetBIOSを採用する場合、以下のポートを開放する必要があります。
【開放するポート番号】137、138、139
仮想OSの機能による冗長化について
vMotionやHyper-V レプリカ(無償版に実装)を活用した、簡易冗長も可能です(NW用のみ対応)。
仮想OSの冗長化とは併用できません。
動作確認済み環境
仮想化ソフト | 負荷分散/可用性/ホット移行 | 状況 | 商品名 |
---|---|---|---|
VMware ESXi 6.7※1 | vSphere-FT | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 |
vSphere-HA※2 | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
vMotion | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
VMware ESXi 6.5※1 | vSphere-FT | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 |
vSphere-HA※2 | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
vMotion | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
VMware ESXi 6.0※1 | vSphere-FT | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 |
vSphere-HA※2 | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
vMotion | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
VMware ESXi 5.5※1 | vSphere-FT | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 |
vSphere-HA※2 | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
vMotion | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 | |
Windows Server 2016 Hyper-V | Hyper-V レプリカ※3 | 動作確認済み | まいと~く Center/NW版 |
【モデム環境】
【ゲストOS】
※1 仮想化ソフトに起因する問題の場合、弊社では対応できない場合があります。その際は、仮想化ソフトの購入元までお問い合わせください。 ※2 仮想マシンを再起動するため、ダウンタイムが発生します。通信中にHAの切替を実施すると、送受信が成功しているにもかかわらず、通信結果が失敗となるケースがあります。その場合は、相手先に電話などで到達確認が必要です。また、CSV連携機能、自動エクスポート機能、プリンタードライバーによるイメージ変換で問題が発生する場合がありますので、同機能をご利用予定の場合は無料トライアルでの事前検証をご推奨します。 ※3 計画フェールオーバーで動作しました。ただし、フェールオーバーには対応していません。 |