導入事例

株式会社ワイエムジーソフト様 導入事例
ソフトウェア開発、販売業

繁忙期のあふれ呼を解消!
在宅勤務でもスムーズなサポート業務を実現。

  • サポート部門
  • テレワーク
  • 電話対応の無人化

株式会社ワイエムジーソフト様は、パソコンソフトの開発、販売からシステム戦略、システムコンサルティングまでコンピューターに関するあらゆることを手がけるソフトウェア会社です。賃貸管理ソフトや財務会計ソフトなど業務系ソフトによって、お客様の業務効率を上げるサポートをしています。今回は、テレワーク実現や電話業務効率化のためにご導入いただいた「Hasso」について、ソリューション事業部 部長 興梠 貴裕様、ソリューション事業部 ビジネスシステム課 課長 我妻 明大様、システム開発事業部 開発課 主任 茂山 菜緒美様にお話をお伺いしました。

写真
株式会社ワイエムジーソフト
我妻様(左)、茂山様(中央)、興梠様


1.導入の経緯

繁忙期は電話が鳴りやまず、
お客様をお待たせしていました。

導入前に課題に感じていたことを教えていただけますか。

弊社では、賃貸管理ソフトと財務会計のソフトなど、自社パッケージの製品の開発、販売、サポートを行っています。サポートメンバーは10名で、そのうちの4名がメインで電話対応をしています。確定申告や決算などが重なる12月の年末ぐらいから3月までが繁忙期で、今年の1月では383件、時間にすると約5,000分も問い合わせ電話がかかってきています。しかし、電話回線が2本しかないので繁忙期になると常に電話が鳴っているような状況で、オペレーターとつながるまでの間お客様をお待たせしっぱなしになっていました。(茂山様)

導入検討のきっかけは何でしたか?

弊社のお客様は半数以上が50代以上と年配の方が多いです。そのため、電話でなるべく人が対応するという業務は切り離せない状況です。(茂山様)

これまでも、対策として回線数を増すなどの話は上がっていたものの、なかなか具体的に話は進んでいませんでした。それが今回新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務になったことをきっかけに、サポートチームが自宅でも電話対応できるように「Hasso」を導入することとなりました。(我妻様)


2.導入のポイント

5つのポイントで比較し、総合評価で「Hasso」に決めました。

導入の決め手は何でしたか?

商品選定にあたっては、「Hasso」を含む3社の商品について主に5つのポイントで比較検討しました。

  1. 通話の音質が良いこと
  2. 固定電話から転送できること
  3. サーバーなど機器導入が不要なこと
  4. 導入費用が手頃なこと
  5. 自動応答機能が付いていること

これらのポイントで3社の商品を比較した結果、「Hasso」は総合的な評価が高く、満場一致で決まりました。(興梠様)

写真
満場一致で「Hasso」に決めましたと語ってくださった興梠様


3.導入の効果

繁忙期、在宅勤務でもお客様をお待たせせずに
電話対応ができました。

どのように運用していますか?

会社の電話を「Hasso」に転送して、自宅にいるサポート担当がパソコンとヘッドセットを使ってお客様と通話しています。元の電話番号を変えずに転送で対応できているので、お客様を混乱させてしまうことなく移行できました。(我妻様)

問い合わせ内容によっては「Hasso」上で電話を保留にして担当者に取り次いだり、社用携帯ではできなかったことも可能になりました。また、サポートチームの方で社用携帯を持っているのが2人しかいなかったので、在宅勤務の際は私用携帯から会社にかけるしかなかったのですが、「Hasso」上で内線がかけられるようになったのはとてもありがたいです。結構頻繁に使っています。(茂山様)

導入後の効果としてはどのようなことが挙げられますか。

効果① 一度に電話ができる人数が倍に。

まず電話回線が2つしかなかったことが課題でしたが、「Hasso」を導入したことで、電話対応担当の4人全員が一斉に電話対応できるようになりました。繁忙期も対応できる件数が増え、お客様をお待たせすることも減っています。(茂山様)

静岡在住の従業員も自宅のパソコンで電話対応できるようになったので、マンスリーマンションを借りる必要もなくなって経費削減にもつながっています。(我妻様)

効果② 折り返し電話受付でお客様の利便性を向上。

お客様をお待たせしっぱなしの状況を解消するため、電話対応中や離席中など電話に出られる人が0人の場合、音声ガイダンスで折り返し電話予約のご案内などをしています。このコールフローによってお客様をお待たせしっぱなしの状況を回避し、あふれ呼対策をしています。(我妻様)

写真
コールフロー作成など導入を担当した我妻様

効果③ 着信時に顧客情報を参照可能に。

「Hasso」導入時にもともと持っていた顧客情報をインポートして、着信時に電話番号と紐づいて氏名や過去の対応履歴が出るようにしています。休日の着信履歴を見て「今日このお客様から電話がくるかも」など今までは見られなかった情報もわかるようになりました。(我妻様)

一度サポート対応をしたことがあるお客様は情報を探しにいかなくても表示されるので、状況把握や担当者への引き継ぎがしやすくなりました。(茂山様)

写真
運用効果や活用方法を語ってくださった茂山様

効果④ 着信データを有効活用。

サポートの件数と誰がどれだけサポート対応しているかを完全に可視化できるようになりました。(興梠様)

今までは感覚値だけだったのですが、「Hasso」ならはっきり数字でわかるので、毎月、着信件数だけでなく、誰が何件、何分問い合わせ電話に対応したかというところまで集計しています。それらデータは施策の効果測定に活用したり、電話対応の負担が偏らないようなシフトを組むために活用したりしています。(茂山様)

効果⑤ 営業時間外や休日の設定切り替えが楽に。

これまでゴールデンウイークなど長期の休みの際はその都度留守電メッセージを録音していました。またその管理をグループ会社で行っていたのでやりとりに手間がかかるなと感じていました。「Hasso」なら営業日カレンダーや営業時間を設定して、それぞれに合ったコールフローや音声ガイダンスを作れるので、休日の留守電メッセージを依頼する手間がかからなくなりました。(我妻様)

急な研修などで半日だけ閉めるときなどでも自分達ですぐに対応できるのでとても楽です。些細なことですがちょっとの手間が積もり積もって負担になってくるので。(茂山様)


4.今後の展望

集計したデータをサポート担当の評価にも活用していきたいです。

最後に今後の展望をお聞かせいただけますか。

直近では、サポート担当者の業務状況把握や評価にも活用できたらよいと思っています。現状、主に電話対応をする4名で「Hasso」を使っており、その4名の対応実績は明確な数値で把握できています。サポート担当者は対応実績が評価につながるので、今後はサポート担当10名全員にアカウントを付与して評価に活用していきたいです。

「Hasso」で対応実績を集計しようとなると、アカウントごとの集計になってしまいます。サポート担当者は対応実績が評価につながるので、本来はサポート担当10 名一人ひとりにアカウントを持たせたいところです。(興梠様)

最近、「Hasso」に新プランが追加されました。現在ご契約プランに月額10,000円プラスでアカウント数が5アカウントから30アカウントに増えるので、サポート担当の方それぞれでお使いいただいて、データ集計が可能になります。

ありがとうございます。ぜひ検討させていただきます。(興梠様)

取材日:2021年7月

※掲載している情報は、取材日時点のものになります。
導入事例集ダウンロード

導入事例をPDFでご覧いただけます。導入後の効果や利用ケースなど導入の参考にご利用ください。

会社名
株式会社ワイエムジーソフト
所在地
神奈川県横浜市緑区十日市場町861番地6
事業内容
賃貸管理ソフト、財務会計ソフトの開発・販売、システム導入コンサルティング
Web
http://www.ymg-soft.com/
サービス紹介資料
利用シーンや導入の効果、できることなど
導入検討のヒントになる情報をご紹介します。
無料トライアル
30日間機能制限なしで利用できます。
お気軽にお申し込みください。
体感ダイヤル
▲